日に焼けにくいお肌になるための準備
体質、肌質によって、日に焼けて肌が黒くなりやすい人とそうでない人がいますが、日差しを浴びるおよそ1ヶ月ほど前から、体の内外からケアをする事で日焼けをしにくいお肌にしておく事ができます。
南国旅行の日程や紫外線の強くなるシーズンに合わせて、お肌を調整しておきましょう。
と、私のヘタな言葉で抽象的な事ばかり言ってもサッパリだと思いますから、これからもう少し具体的に説明していきますね。
身体の内側からの抗酸化ケア
まずは身体の抗酸化力を高めることで、紫外線によるお肌へのダメージを受けにくくしておきましょう。
紫外線を浴びると、体内に大量の活性酸素が発生しますが、コレが発生するとその働きにより細胞が傷つき、メラニンの量が増え、病気や老化、シミやシワ等の様々な原因となります。
活性酸素の増加を抑制するものには、抗酸化作用のあるビタミンC、E、ベータカロチン等があります。
これらを積極的に継続的に摂取することで、お肌の抗酸化力が上がり、活性酸素の影響から細胞を守ってくれます。紫外線によるメラニンの生成が抑制されて、お肌の色が黒くなりにくくなり、シワやシミ等の予防にもなります。
具体的には強い日光を浴びる1ヶ月ほど前から、普段のバランスあるお食事に加えてビタミンA 、C、Eのサプリメントを使用して、体の中から抗酸化力を高めておくことで日焼けしにくいお肌を作っておきます。
また、多くの紫外線を浴びてしまった後にも、抗酸化物質を取る事で活性酸素による肌へのダメージを和らげてくれる効果が期待できるため、日ごろから積極的に摂取してお肌が黒くなるのを防ぎましょう。
サプリメントを使用する際は、ポイントがいくつかあります。
一度に多量に取るのではなく、一日に決められた分量を朝、昼、晩と数回に分けて取る事が大切です。これによって体内のビタミン濃度が一定に保たれていきます。
ビタミンや栄養素は、他の栄養素がお互い働きあう事でより効果的、効率的に体内へ吸収、作用するようになります。そのため、サプリメントは食事と一緒(食後がベスト)に摂取しましょう。
身体の外側からの抗酸化ケア
抗酸化作用や美白作用の効果の高いビタミンCやフラーレンの入ったローションや美容液を利用して、紫外線からのダメージを受けにくいお肌にしておきます。
こちらのケアも、強い紫外線を浴びる一ヶ月位前から集中的に使用を開始して、紫外線に対するお肌を準備しておきましょう。
ただ、よく言われているようにビタミンCには光毒性があるらしいので、長時間日光に当たるような日中は使用を避けた方が良いかも。
ビタミンCの美容液やローションのラベルに夜用と記載してある場合、ナイトケアにのみ使用した方が無難です。
このように、身体の内側と外側の抗酸化力を高めることで、紫外線によるお肌へのダメージを受けにくくしておく事ができます。
お肌の状態を良くする
お肌の角質が整い、潤いがあるお肌は肌表面のバリア機能によって外気の乾燥や紫外線の影響から守られていますが、お肌の調子が悪く角質が乱れ、乾燥してくるとバリア機能が弱まります。
つまり、お肌が荒れていたり、乾燥していたりする悪い状態だとバリア機能が弱まるため、紫外線の影響を受けやすくなります。
また、レーザー治療中やピーリングケア後の角質が薄くなってる状態のときも、お肌は紫外線に弱くなっているので要注意です。
お肌を良い状態にしておく事で日に焼けにくくなります。
普段から保湿ケアでお肌の乾燥を防ぎ、キメや角質を整えて紫外線からのバリア機能を高める事で日焼けしにくいお肌を作っておきましょう。
日焼け止めの使用
日に焼けにくいお肌といっても、日に焼けなくなるワケではないので、必ず日焼け止めは使用しましょう。
塗るだけでなく、飲む日焼け止めも使用すれば更に効果的です。