肌を徹底的に美白する
このサイトでは以前、お肌の古い角質を取り去る事によりターンオーバー(肌代謝)を正常に戻すのが美白になるための最初の大切なケアであるというご説明をしました。
そうして余計な角質が無くなったお肌には、美容液の有効成分や美白成分が浸透しやすくなるため、ここで美白コスメ等を積極的に使用していきましょう。
一般的な国内販売の美白コスメは安全上、日に焼けて黒くなったお肌やシミをどんどん改善するほどの強力な作用は無いですが、いままでご紹介してきたような日焼け予防として上手く使用することで深刻な日焼けの悩みからお肌を守ってくれるでしょう。
なかなか日焼けが元に戻らない時には
若い頃から日焼けを繰り返してきた顔や腕などには、何年経ってもシミが黒く残ったまま、という状態であったりします。(私がそうですw)
そのようなシミやお肌の黒ずみには、ルミキシルやハイドロキノン等の強力な美白剤を使用して対応していきます。
ハイドロキノン
ハイドロキノンはメラニン色素を作る酵素の働きを抑える効果が非常に高い成分です。そのため、出来てしまったシミやお肌の黒ずみを消すのに有効です。
利用者にとっては嬉しいもので、以前に比べて価格も大分安くなりました。
美白コスメ等には広く使用されている美白成分で、ハイドロキノンの濃度が高くなればそれだけ美白効果も高くなりますが、同時にお肌への負担もかかってくるようになる為に、現在日本で販売されている製品に含まれる濃度は上限が4~6%程になっています。
ハイドロキノンは使い方に少し注意が必要です。誤った使い方をすると逆にシミや色素沈着等のトラブルの原因となる事があります。
馴れるまでは、1~2%位の低濃度のものを使用するか美容液等で薄めて使用し、徐々に濃度を高くしていきます。それでもお肌に合わない場合は他のものを使用してみましょう。
ルミキシル
また、ハイドロキノンよりもさらに美白効果の高いルミキシルという製品も海外では有名で、ハイドロキノンと同様にシミ、そばかす、ニキビ跡の色素沈着等の治療に用いられます。
ルミキシルはハイドロキノンよりも高価なので、少々コスパが悪いのが難点ですが、肌への負担はより少ないといわれています。
強い美白作用を持つ成分は他にもコウジ酸やエラグ酸等があり、これらもメラニンの生成を強力に抑える働きをするため、美白に用いられます。
使い方もピーリング等で余分な角質を落とした後の新しいお肌に使用するのが効果的です。
ただし、強力な美白成分は反面、高い濃度で使用するとお肌に負担となったり日光に弱くなったりと副作用があるため、専門の医師による診察を受けて処方してもらって使用するのがベストです。使用方法もしっかり守って使いましょう。
シミの種類や状態にもいろいろあるため、個人で判断することは難しい場合も多く、なかなか消えないシミ等は信用出来るクリニックで専門医に見ていただくのがベストでしょう。
私が自宅でコスメを使っていっくらケアをしても、何年かかっても全く消えなかったようなしぶといシミが、クリニックのレーザー数発ですっかりキレイになった時には、「一体今までの私の苦労はなんだったのかしら?」と言いたくなる感じでした。
当たり前かもしれませんが、やっぱりプロは全然違いますねー。